最後の一葉
            hitoha.gif

ブログの記事を書くとき、画像が先に決まる時、何も材料がない時、テーマだけ思いつく時があります。
最近冬の木々を見て「最後の一葉」をタイトルにしようと考えていました。
それできょろきょろと周りにそんな木がないだろうかと
見渡しながら歩いていました。

でも葉っぱが一枚だけ残った木はありません。
裸になってしまった木や5,6枚ついている木ばかりです。

そんなある日、(一昨日のことですが)
購読している地方紙のコラムにオー・ヘンリーの最後の一葉のあらましと、
「この話と似ているようで違う」
と断りを添えて「窓の外」という物語を紹介してありました。
♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦
余命いくばくもない人たちがベッドを並べる病室。
死の恐怖におびえ、会話もない。

ある日、窓際のベッドに横たわるヤコブさんが
独り言のように窓の外の様子を話し出す。
「かわいい男の子が子犬を連れて散歩している」
「道端に黄色い花が・・・」
いつしか「ヤコブさん、窓の外の様子を教えて」
と部屋の人たちから声が。
ヤコブさんは喜んで聞かせてやる。
ところが、そのうち誰かが
「自分も窓の外を見たい」と言い出した。
しかしヤコブさんはベッドをかわろうとしない。
(この辺りで分かりますよね?)

「なんてわがままな人だ」と、みんなが怒りだし、また元の暗い病室に・・・

しばらくしてヤコブさんが死んだ時、
ベッドに近づいて窓の外を見ると、そこは壁があるだけ。

ヤコブさんは本当は何も見えないのに、
みんなに希望を与えようと楽しい作り話を聞かせていたのだ。
ヤコブさんのやさしさに泣き崩れてしまう。。。。という話。
                      ♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦

新聞の記事をそのまま引用しました。
オー・ヘンリーの物語のイメージには程遠い一枚だけの葉っぱですがしかたありません。
その代わり月もいっしょに写っています。

【2006/12/11 19:03】 | トラックバック(0) | コメント(2) |
comment
 
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  • Oヘンリー短編集は自宅に3冊持ってますが、随分前に読んだきりです。
    ちょっと皮肉っぽい話が多くて面白いですよね。
    牢屋から出て来たばかりの男が、寒さと飢えをしのぐため監獄へ後戻りしようと、軽微な犯罪を繰り返すが捕まえてもらえない、ふと立ち寄った教会で美しい賛美歌に心を癒され、立ち直ってまっとうに生きようと決心したとたんに、警官に不審者として逮捕されるという話、これが一番印象に残っています。
    最後の一葉も一葉を眺めていた女の子は助かるけれど、雨に打たれて一葉を描いた画家は死んでしまうんでしたっけ?
    i-241

    【2006/12/12 13:43】 url[i94ma #-] [ 編集]
  • ★i94maさん★
    塀の葉っぱを描いたおじいさんは少女を助けるために命を懸けたのですが、今時はそんな人はいませんよね。
    更正した途端、捕まるなんてかわいそうにv-239

    【2006/12/13 20:00】 url[blue tango #UcZcetqE] [ 編集]
    please comment















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